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貿易とは―2

日本に於いて、比較劣位による産業破壊を受けて失業した人が、受け皿と言われるサービス業へ転進するとしても、需要の有るのは高齢者関連のものが殆どで、対象の負担能力から見て就業者の家庭を維持させるだけの所得は得られません。

(其の分だけは消費力が減少しますから、デフレ要因となりそれは其の侭、残存企業の収益減少に成る訳です)

儒教の影響か、お金を払いサービスを買うのは贅沢、との観念が未だに強く残っています。其の所為か負担能力の有る現役世代が抵抗無く購入するサービスは、保険・医療等の特殊技能が必要なものに限られるようです。こんな状況では、為替レートの高い日本で、自由貿易の結果により吐き出される大量の失業者への、代替就業先としては不充分でしょう。


米国に於ては、借りて消費する事に抵抗感のない国民が多い様で、今の所、通貨循環に支障は来たしていないとの事ですが、一部による蓄積は極端に成っており、国としての借金も限界に近づいていますから、遠からず崩壊する事は間違い無い所でしょう。その場合でも、一部を代表する金融系勢力は上手く逃れるのではないかと見ています。又も余談ですね。


米国に於てもやはり不動蓄積による経済障害は、着実に生活経済を破局点へ押し進めています。一部勢力が世界経済を自由原理主義に統一し様と焦っているのが、その査証と見て間違い無いでしょう。

市場原理主義に拠る収奪は閉鎖市場では継続できないからです、何としても市場開放を実行させる必要が有るのです。


しかし、米国金融資本に取ってはそうでも、米国政府としては其れだけに徹する訳には行きません。国民生活経済が破壊されるからです、ここが経済システムとしての本当の姿でしょう。従って輸入品が安くなり、$の購買力が上がると言うメリットが有っても、「元」の対$レートの切り上げを迫らざるを得ないのです。如何に自由貿易を推奨し様と、それは貿易収支が均衡を保てて始めて言えるのであって、不均衡が継続すれば経済破綻に繋がる事は否定できません。


不均衡は赤字だけでは有りません、黒字も有る訳です。黒字の場合は為替レートが自国通貨高に成る事で均衡へと移動します、但し中国の様に為替を固定性にしていると自動的な調整機能が有りませんから、強制される事態を招く事に成ります。また、日本の様に継続的に黒字を続ける事は、世界経済に良い影響は齎さない事に成ります、黒字分の殆どは失業の輸出と同意だからです。

「日本は資源のほぼ全量を輸入に頼っているから、黒字を確保しなければ成らない」との意見は良く聞きますが、貿易の基本的な機能は輸出入の均衡に有る訳ですから、これだけ長期間黒字を続けては貿易の基本機能を無視する事に成るでしょう。そのペナルティーが円高であり結果的に、比較的多くの雇用を確保できる国内産業の衰弱と言う結果に成ります。



                                by狂愚男


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