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少数派と多数派の相違点


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人とは、十人十色・百人百色の認識と考えが有るものでしょう。
それが何故、一つの多数派と多くの少数派に別れてしまうのでしょうか?。


共通点を見出して協働しようとする個性と、相違点を見出して拒絶する個性の違いだと思われます。人の個性にこの二つが有るとすれば、最初半々であっても相違点を重視する派は更に細分化していきます。まさに一つの多数派と、多くの少数派に別れるでしょう、4:1::1:1:1:1:1の様にです。


さて、現実の社会で多数派を占めるのは殆どの時代で「我欲」派です、彼らからすれば我欲を押さえ社会を中心に考える人々は、「全体主義者」と言う事に成るようです。


「我欲」は考察して出てくるものでは無く、人間の本能です。この「我欲」派に反対する人々は、反対を唱える都合上「論理」的に成ります。この「論理」に拘りが有ると「違い」に注目してしまい易いのです。
論理の目で探索するなら、ゴマ粒すら同一では有り得ないでしょう。
更に、「違い」を認識するだけなら問題は無いのですが、「違い」を基準にしてしまうと細分化の始まりで、極端な場合には世情「奇人・変人」として扱われる人々と化すのです。


自らを主張するのは良いでしょう、共感を求めるのは当然の行為です、しかし押しつけるのは協働を求める者の最も避けるべき行為です。自らの思いを実現する力も無く主張を押し付けた所で、害こそ有れ益の無い事は自明なのです。
当然、多数を占める事は有り得ず「多数決原理」の社会では、永久にその理想に近づく事は出来なくなります。敢えて実現しようとすると、少数派による「暴力での実権掌握」しかなく「非民主主義」の烙印を頂戴する事になります。
又は、「貧者の麻薬」による洗脳もよく見られますが、問題の先送りだと感じます。


見て来たような事情から、社会の知性は少数派に集い易いのですが、その為社会の役には立ち難い事にも成ります。知性は自らの論理の追究の為だけでなく、社会の為にこそ、その為の協働にこそ役立たせる事がその役割ではないでしょうか、狭小な相違点の探索ではなく共通点への集約こそが、知性の発揮されるべき場所だと思うのです。


「世の知性」には自らの全てを投げ出して、「激反省!」を求むものです。



★第二次世界大戦でナチに教会を追われたマルティン・ニーメラー牧師
(1892-1984)の詩(さる地方議員さんの掲示板より)



ナチが共産主義を攻撃した時私は自分が多少不安だったが、
共産主義者ではなかったから何もしなかった。


ついでナチは社会主義者を攻撃した私は前よりも不安だったが、
社会主義者ではなかったから何もしなかった。


次いで学校が、新聞が、ユダヤ人等々が攻撃された。
私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった。


ナチはついに教会を攻撃した。私は牧師だったから行動した。
しかし、それは遅すぎた。
                   ★マルティン・ニーメラー


全野



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