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NHK日曜討論「郵政改革」

御用学者の代表、本間氏やモルガンスタンレーの社員が、必死に成ってこじつけ論を展開していましたが、元々無理筋なのですから論理破綻を覆い様も無く議論を拡散させて時間切れに成りました。





小泉郵政改革の論拠をあらためて見てみましょう。





(1)郵政民営化が実現すれば、350兆円もの膨大な資金が官でなく民間で有効に活用されるようになります。





民間の銀行に何が出来たのか?不良債権問題で税金をどれだけ食ったのか?。

まして、市場金融の経験の無い郵政官僚にどんな手腕があるのか?。

其れに、殆どは官が使ったのでは有りませんね、政冶屋が使わせたのです、当然、郵政官僚の保身から迎合が有ったであろう事は想像に難くは無いですし、そんな「政」の出鱈目さに便乗した寄生行為も有ったでしょう、しかし、震源は「政」です、最も改革すべきは政治屋なのです。小泉純一郎の盟友であると断言して憚らない山崎拓氏も其の一人なのです。バブル崩壊当時に郵政に圧力を掛けて、財投資金を株価対策に投入させたのは、YKKトリオの加藤紘一・山崎拓両氏だったのですからね。





(2)全国に津々浦々に存在する郵便局のネットワークは、私たちにとって貴重な資産です。民営化すれば、民間の知恵と工夫で新しい事業を始めることが可能になります。





民営化の見本みたいに扱われるJR民営化で、ローカル線がどう成ったのか?

最近は此れを義務付けるとか言い出してます、そんな制限の掛かった民間企業など有り得ないでしょう。本当に民営化後も永続させ様とするなら、其れこそ底無し沼の如く税金を食っていくでしょう、最初から採算など取れる筈は無いからです。





(3)郵政公社には40万人の公務員がいます。郵政民営化が実現すれば、国家公務員全体の約3割をも占める郵政職員が民間人になります。





だから如何だと言うのですか、政府が公務員は寄生虫だとでも言うのでしょうか、よしんばそうであったとしたら、其れこそ政府が何を置いても改革すべき大問題でしょう。自らが無能だから出来ないのなら辞職しなさい。

第一、其れなら一番無能な財政当局を民営化しなければ成らないでしょう。

ついでに無能な政府もね(笑)。





税金で養われている身でありながら、政府自らが無能である事の責任を、更に国民利便の犠牲と言う負担を課して解決し様と言う、米国金融資本にどんな尻尾を掴まれているのでしょうか。





(4)民営化され税金を払うようになれば国や地方の財政に貢献するようになります。また、政府が保有する株式が売却されれば、これも国庫を潤し財政再建にも貢献します。将来増税の必要が生じても、増税の幅は小さなものになるでしょう。





税を負担する替りに、国民(ローカル)へのサービスを免れるのですから安い物でしょう。消えたサービスを新たに保証しようとすれば納められるかどうか判らない税とは、比べ物に成らない新規負担が発生します。そんな事は出来ないでしょう、詰まり、最初かローカルサービスの切捨てを想定しているのです。





株式に成っていなくとも、郵政システムは国の財産です。単なる国有財産の切り売りに過ぎないのです、交換(売り)は等価なのですから株売却で利益が生まれる訳では有りません。





増税幅が小さくなる保証は何処に有るのでしょうか、如何検証するのでしょうか、此れこそミスリード・詐欺論法の見本です。





そもそも政治屋は、私達一国民であれば詐欺罪に成るような大嘘を並べても、

其の結果に何の責任も問われないのですから、どんな詐欺でも出来るのです。

国をどれだけ害し様と、自分の選挙区にさえ僅利を与えておけば選挙で落ちる心配すらも無い事は、田中角栄が証明しています。

ここを如何にかしないと、モラルハザードの最たるものでしょう、しかし、政治屋が自らに罰を与える法を作ることは無いでしょうね、だから此れだけ出鱈目な事を平気で遣っているのでしょう。


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